2003-05-22 第156回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
○中村敦夫君 林業問題についてはたくさんの課題があるわけですが、今回の森林法、林業金融法に対してはおおよその骨子に賛成ですので、今日は時局に即して、川辺川利水訴訟に関する問題で質問したいと思います。 五月十九日、農水省は農民が勝訴した川辺川利水訴訟について最高裁への上訴を断念したと。早期の上訴断念は亀井農水大臣の英断であり、これを歓迎したいと思います。
○中村敦夫君 林業問題についてはたくさんの課題があるわけですが、今回の森林法、林業金融法に対してはおおよその骨子に賛成ですので、今日は時局に即して、川辺川利水訴訟に関する問題で質問したいと思います。 五月十九日、農水省は農民が勝訴した川辺川利水訴訟について最高裁への上訴を断念したと。早期の上訴断念は亀井農水大臣の英断であり、これを歓迎したいと思います。
○高木大臣政務官 ただいま川辺川利水訴訟の判決についてお尋ねがございましたけれども、まず、球磨川流域での、これまでも、過去三十年間に九回、洪水被害が発生しており、国土交通省としては、川辺川ダムは球磨川流域の二市七町四村の約十二万人の生命財産を守るために必要な事業であるとの考えには変わりはございません。
法案に先立ちまして、国にとっても農林水産省にとっても大変重要な転機となるであろう川辺川利水訴訟高裁判決について伺います。 御承知のとおり、福岡高裁は、十六日、川辺川ダムから農業用水を取水する国営土地改良事業の事実上の中止を求める控訴審判決を出し、原告側農民が勝訴しました。
熊本県相良村というところで計画されております川辺川ダムの水を利用する国営川辺川土地改良事業というものをめぐって、対象農家らが実質的な事業中止、これを求めた川辺川利水訴訟というものに対する判決なんです。 この裁判を通じまして、土地改良事業計画の同意取得の際のいろいろな不祥事が判明したんです。